■ 電脳魔女の独言63 法句経と言葉2012.11.27

 この秋、まちの学校という所で、仏教では最古の経典といわれる
法句経の講義を3回6時間にわたって受講した。
お釈迦様の話していたパーリー語って始めて聞いたけれど、音の
響きがするりと耳に入ってきてなかなか素敵なものだった。
語られているのは、修行僧に対する日常生活の心得で、2千年後の
現在を生きる我らにも大いに資するものがある。
 興味をお持ちなら、フェイスブックで検索をしてみてはいかが?
それにしても….言葉の種類って世界中にどのぐらいあるのかしら?
ちょつと思い浮かべただけでも十数カ国語以上……….。
その風土に結びついて発達した様々な言葉について、考えると気が
遠くなりそう。
 旧約聖書によると、人間はその昔同一の言語で暮らしていたという。
神をも超えようと始められたバベルの塔の建設を見て、人間の傲慢な
欲望に怒り狂った神様は、塔を破壊し罰としてそこにいた人間の言葉
を多種多様に変えてしまった。
その結果人間は意思の疎通に悩むようになってしまったという。
 神ざまの計らいって、なかなか味わい深いものがありますねぇ。





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